株式投資の初心者向けに株投資で成功するための法則を10コにまとめました。

(1)絶対に自分だけの投資ルールを作ろう
  目的・投資期間・予算を書き留めておこう

 
 ほとんどの個人投資家の方は投資の前に「当たり前のこと」ができずに、当たり前のように失敗します。単純に「儲けたい」と発想し、下手な情報を鵜呑みにして株を買うのは絶対に禁物です。いい加減な投資は例えビギナーズラックで成功したとしても、長続きはしません。特に、初心者の方は、自分だけの投資ルールをしっかり策定し、これを絶対に守るようにしてください。決して難しいことではありません。
 まず重要なのは<1>投資目的の決定です。入学、出産費用を作るためのライフプランの一環なのか。「この企業はいつか必ず成長する!」と思い、純粋に夢をかけるのか。または単なるお小遣い稼ぎなのか。目的は何でも結構です。
 次に<2>投資期間の策定ですが、ライフプランとして考えるなら中長期の運用。また若い企業に夢とロマンをかけるなら長期の運用となりますね。一方、単純に一儲けしたい、でしたら短期の運用。なお投資期間で長期は1〜3年以上、中期は半年以上、短期は3ヶ月以内、というのが目安です。ちなみに、こうした考え方にしっかりとした理解のある証券会社、株式紙、アナリストらは推奨したい銘柄がある場合、「長期でA社」、「短期でB社」という区別を必ずつけています。
 <3>そして予算の策定です。株式は預貯金とは異なり、リスクのある商品ですから、当然のことながら余剰資金を充ててください。借金をしてまで株式投資をするのは絶対に禁物です。
 株式市場には実に3000社以上もの銘柄がありますが、こうした「自分だけの投資ルール」を決めると自ずからそのターゲットは絞られてくることになります。しっかりしたライフプランとしての株式投資なら、例えば、今は羽振りが良くても明日をも知れぬ新興企業や倒産寸前のダメ企業に投資することはできませんね。また、短期の投資なら流動性(市場に出回っている株の多さ。当然多ければ買いやすく売りやすいが、少なければ買いづらく売りにくい)の低い銘柄などが投資対象から外れることになります。

(2)売り目標値を決めよう
  利食い・損切りのレベルをしっかり決めよう

 買った銘柄が読み通りに上昇、あれよあれよという間に上がっていく――こうしたケースで投資家は「もっと高いところで売りたい」という心理に陥りがちです。また、買った銘柄が予想を外れて下落、とめどなく下がっていく――このケースで投資家は「いつか必ず反転する。その時まで持ち続けよう」と考えがちです。
 短期間の目的だったはずの投資がいつのまにか長期化。せっかく作った自分の投資ルールもご破算になってしまう危険性は非常に高いですね。
 ベテランやプロの投資家ならいざしらず、特に初心者の方は、必ず「売り」の目標値を定めてください。例えば10%上昇したら利食い。10%下落したら損切り。
 例えば「欲しいクルマの頭金(50万円)を稼ぎたい」といった具体的な投資目標があるならば、投資成果が50万円出た時点でとっとと売る。
 また、投資が失敗した場合は、とっとと撤退しましょう。「30万円程度なら損が出てもいい」と最初に決めたならその損が出た時点で売ってください。
 例え利食いを出してからも株が上昇しても気にすることはありません。株式格言には『頭と尾っぽはくれてやれ』という言葉があります。頭は魚の頭という意味で、「株は最安値で買って、最高値で売りたい。しかし欲張らず、頭と尾っぽは残してしまえ」という意味です。自分だけの道を知っている人こそ株式市場の勝利者です。
 損失を限定できる人も、ある意味、市場の勝利者といえるでしょう。プロとアマの違いはまさにここで、損失を限定できるプロと、売るに売れないで損を抱え込んでしまうアマは、長期の投資成果で必ず差が付きます。
 株式投資は初めのうちにこの「売り目標」をしっかり立てられるクセをつけてください。相場の世界に常勝将軍などいません。損の仕方を知る人こそが明日の勝利の道を知ることができます。
 

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